悪の教典 ネタバレギリギリの考察 【豆な知識速報(｀･ω･´)ゞ】

【悪の教典のネタバレギリギリの考察】



さて今回は蓮実の魅力とネタバレギリギリの考察をしたいと思います。

貴志祐介のサイコ・ソシオパスキラー小説の『悪の教典』

蓮実は完全犯罪を目論んで、学校で大量殺戮をするのですが、

その際の矛盾点（？）というか、蓮実らしくない点を2点見つけました。
　
皆さんと一緒に考察できたらなと思います。

１．タデを殺した際の「デスロール」について

数日前に、皆の前でブレイクダンスを披露した蓮見。

そこで鍛えた筋力を利用して、タデの首をひねり殺すのですが

このデスロールというのは、相手の首を持ち自分が乗り上げるように捻りあげて

相手を飛び越えるという技です。

きっと着地跡や、タデの首を警察が見ると、蓮見の犯行であるとばれてしまいませんか？


２．某生命維持装置について

まあ、決め手になるわけですが、あの説明をしたのって蓮実本人なんですよね

そうだったよね？　なんでそれでも気づかなかったんだろう？

３．靴や洋服に染み込んだ、蓮実の汗は？

　これも完全に０にならないと、警察が絶対にしらべるでしょう。

ルミノール反応まで、若くして気づいていた蓮実らしからぬ行為だったのでは？


『ミステリーが読みたい』にも掲載されたので、ミステリー性が強いかとは思ったんですが

いくつか見落としがあったようです。

が、ここ数年で最高の「デスノート系」「ルルーシュ系」の

天才犯罪者小説なので、オススメなことには変わりません。

まだお読みでないかたは、新品でも中古でも、是非お読みください。

複数回見たり、他の貴志祐介の小説と読み比べてもおもしろいでしょう！

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